個人の方にとって、『弁護士に相談する』と聞くと、非常にハードルが高く感じてしまうかもしれません。それゆえ、「これくらいなら自分で解決しないと…」と思いがちですが、それでは問題が深刻化する一方です。取り返しが付かない状況に陥ってしまう前に、まずは一度ご相談ください。『ご相談＝ご契約』ではありません。ご相談いただくことで解決できるケースもあるのです。まずはご相談、それから今後のことを一緒に考えてまいりましょう。
現在、生活費や遊興費のために借金をして、返済にお困りの方はたくさんいらっしゃいます。最近では対面での契約を経ることなく、機械でいつでも借りることもできるため、借金することへの抵抗感や危機感が下がっているのも一因ではないでしょうか。しかし、どういう形であれ借金をしてしまうと、金利によって借入額はどんどん膨れ上がります。取り返しが付かなくなる前にまずは弁護士にご相談ください。また、すでに督促状が届き、電話が頻繁にかかってくる状態になってしまった場合でもご相談ください。相手側と交渉を重ねることで任意整理できることもありますし、過払い金を回収できることもあります。大切なのは、諦めないことです。
個人事業をされている方が「複数の借入先から1,000万円もの借り入れがあり、返済できずに困っている」とご相談にいらっしゃいました。一方で破産もしたくないとのことだったので、まずは貸金業者や銀行と交渉を重ね、最終的には債権回収会社から700万円の減額を引き出すことができ、任意整理で終結することができました。このように諦める前にご相談いただくことで、解決できるトラブルも少なくありません。
離婚問題は、弁護士に相談の多い事案の代表ではないでしょうか。離婚問題で焦点となってくるのが、『お金』と『子ども』です。慰謝料や財産分与、ローン返済といったお金の話はトラブルになりやすいのが特徴です。そして、夫婦の間に未成年子がいる場合の親権などの問題は、お互いが感情的になりやすいために、問題が長期化しやすい傾向にあります。そういうときこそ、ぜひ弁護士にご相談ください。専門家として、冷静に問題解決へと導いてまいります。当事務所において、最も望ましい形で解決できるようにサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
妻側からご相談を受けた事案で、離婚にあたり、夫が「自分がずっとローンを返済し続けてきたマンションだから自分が取得する」をいう旨の主張を受けました。しかし、婚姻生活中に築いた財産は夫婦双方の財産という原則に基づき、最終的にはマンションを売却・財産分与することができました。離婚問題はことさら感情的になりがちですが、このように弁護士を介することで冷静に解決する事案も多いのが特徴です。
相続問題も、多くの方が悩まれる事案ではないでしょうか。相続人全員が納得した上で、スムーズに相続手続をされることが最良ではありますが、様々な理由で停滞しがちです。相続人の数が多かったり、行方不明の相続人がいる場合や認知症の相続人がいる場合など、それぞれの意思を確認するだけでも、手間や時間がかかってしまいます。
そういうときに有効なのが、弁護士への相談です。相続人調査・財産調査も含めた相続手続きを行いますので、スムーズに相続を進めることができます。また、相続で揉めないための有効策の一つが生前対策です。ご本人が生前しっかりと遺言書を書いておくなどの対策を取っているだけで、相続トラブルを防ぐことができます。
ご兄弟のお一人が亡くなられた親御さんの面倒をずっと見てきたので、不動産や預金などの遺産はすべて自分が相続すると主張されているケースがありました。しかし、相続に関しては原則として法定相続分が定められているため、遺産を独り占めすることはできません。このケースでも調停で粘り強く交渉した結果、最終的には適切な割合で依頼者様も遺産を取得することができました。遺産相続の場合は、まず遺産の範囲を確定した上で、法定相続分を基準として遺産分割することが、トラブルに発展させないコツです。
「交通事故に遭ってしまい、保険会社から賠償額を提示されたけど、どうも少ない気がする…」と疑問に感じた方は、ぜひ弁護士にご相談ください。一般的に保険会社は賠償額を低く抑える傾向があります。これは、保険会社の基準に則って算定しているためです。しかし、裁判所の基準に則って算定すると、多くのケースで賠償金を増額できます。
また、弁護士に依頼することで加害者側や保険会社との対応も代行いたしますので、依頼者様の心身の負担を大幅に軽減できます。だからこそ、交通事故に遭った場合は一刻も早く、当事務所にご相談ください。全面的にサポートさせていただきます。
